「TON Weekly Roundup」をご覧いただきありがとうございます。この記事では、TONエコシステムに関する最新情報および重要アップデートを取り上げます。
TON/Telegram自体の重要アップデートやニュース、Telegram Mini Appを中心としたTONエコシステムのアップデート、それ以外の注目トピックや興味深い記事を紹介し、TONに関する最新情報をお届けします。
今回の記事は「11/16~11/24」の時期を中心にまとめています。それではご覧ください。
この記事の目次
TON Mini App User Volume
主にゲーム領域におけるTON Mini Appの月間アクティブユーザー数(以下、MAU)上位20タイトルと弊社独自で指定したタイトル(Hamsterkombat、Catizen、Blum、Yescoin、Notcoin、Captain Tsubasa -RIVALS- on TG)のMAU、Xのフォロワー数、サブスクライバー数を追いかけていきます。
定点観測を行うことで現在の市況を理解する手助けになれば幸いです。
以下は月間アクティブウォレット数の推移です。
9月にはHamster KombatやCatizenのTGEがあり、アクティブウォレット数はピークとなりましたが、11月現在は前週に続き、緩やかに減少しています。
次にTelegram Mini AppsのMAUを見ていきます。
今週も先週に引き続き、MAUが減少しているプロジェクトが多い中、特にDuckChainのMAU上昇が際立っています。
DuckChainは、TONSCALE LABSとArbitrumが提供する初のEVM互換TON L2ソリューションで、11月18日にメインネットがローンチしました。
MAUが上昇したのは以下の要因が考えられます。
- TONの技術的障壁の高さと限られた流動性を解決するプロジェクトである。
- Arbitrum、OKX、Camelot、Nubit、Particle Network、Gate Walletなど、20以上のパートナーの支援を受けている。
- 11月18日以前のテストネットでは「Star Season」というキャンペーンを開催し、エアドロップを獲得するためのEggsのスナップショットが11月18日に行われた。
執筆時点で、$100万相当の賞金が獲得できるイベントを開催しており、メインイベントに参加することで、Eggs、USDT、$TON、$NOT、$DOGSなどが獲得できます。
TON/Telegram main news
TONとTelegramがオフィシャルに発表した内容や機能アップデートに関する主要ニュースを紹介します。
ミニアプリ2.0:10個以上の新機能を導入
Telegram Mini Appsは以下の10個以上の新機能を追加しました。
- フルスクリーンモード
- デバイスモーショントラッキング
- ホーム画面のショートかっと
- 位置情報へのアクセス
- ギフト機能
- 絵文字ステータス
- メディア共有
- ドキュメントの作成
- サブスクリプションプラン
- フォーディング画面のカスタマイズ
- デバイスハードウェア情報
過去最大のアップデートということで、新しく追加された新機能について、それぞれ解説します。
フルスクリーンモード
- 画面全体を縦向きまたは横向きの両方でフルスクリーンで使用できるようになた。
- これにより、ワイドスクリーンメディを再生したり、VRなどのユーザー体験が可能となるため、より多くのゲームがTelegram Mini Appsに参入しやすくなる。
デバイスモーショントラッキング
- デバイスの向きや角度、動きなどを検知することが可能となった。
- これにより、デバイスの動きに合わせたゲームのコントロールや、VR体験などの実装ができるようになった。
ホーム画面のショートカット
- デバイスのホーム画面に特定のミニアプリへのダイレクトショートカットを配置できるようになった。
- これにより、ユーザーはTelegramのアプリからアプリを開かずに、直接ミニアプリへアクセスが可能となる。
位置情報へのアクセス
- ミニアプリはユーザーに位置情報のアクセスを要求できるようになった。
- これにより、開発者は位置情報ベースのゲームや、イベント用のインタラクティブなマップを作成することが可能となる。
ギフト機能
- Telegram Starsを使用して、有料ギフトをユーザーに贈ることが可能となった。
絵文字ステータス
- Telegram Premiumユーザーはミニアプリの中から絵文字ステータスを設定することが可能となり、自分の現在のステータスを他のユーザーに示すことができる。
- この機能は他のサービスのAPIと連携することができ、ユーザーが音楽を再生したり、本を開いたりなどすると、即座いにユーザーの絵文字ステータスが更新される。
- 開発者は独自の絵文字を作成し、ステータスのオプションとして提供することも可能。
メディア共有
- ミニアプリから直接メディアの共有が可能となった。
- これにより、紹介コードやカスタムミームなどをチャットに送信したり、ストーリーに投稿することができる。
ドキュメントの作成
- ミニアプリは、AIが生成したプロフィール写真やオーディオファイルなど、ダウンロード可能なドキュメントやファイルを生成することが可能となった。
サブスクリプションプラン
- 開発者は、Telegram Starsを使用して、サブスクリプションをミニアプリに提供することが可能。
ローディング画面のカスタマイズ
- @BotFatherでミニアプリのローディング画面をカスタマイズが可能となった。
- 独自のアイコンと、アプリのローディング開始前に表示される特定の色を追加することができる。
デバイスハードウェア情報
- より良いグラフィックの最適化とパフォーマンス向上のために、ミニアプリは処理能力やメモリ容量など、デバイスに関する基本的なハードウェア情報にアクセスし、最もスムーズな体験を提供するために設定を自動調整することが可能。
Telegram Apps Centerが「Streakシステム」を導入
- Telegram Apps Centerが、簡単なタスクを完了したユーザーに報酬を与える「Streakシステム」を導入。
- 報酬は以下の通り。
- NFT
- TONトークン
- 限定商品
- 最終的に「The Grand TON Lottery」が獲得でき、総額2000TONの報酬が狙える。
- 期限は12/26まで。
Plank PusherがTON Societyと連携してSBTをローンチ
- Plank PushersはTON Societyと提携し、ゲームに統合された初のSBTシステムを導入する。
- ユーザーがリーダーボードで順位を上げ、TON上のオンチェーンの評判をレベルアップさせながら、限定報酬や特典をアンロックすると、新しいSBTをアンロックできる。
TON Ecosystem main news
TONエコシステムの主要アプリの最新アップデートやTONに関する外部メディアによるニュースや考察を紹介します。
TONエコシステムの最新アップデート情報
---------------- 限定記事 ----------------
特別プランまたはベーシックプランに
登録すると、
記事の続きを読めます。
Web3業界の”今”を
逃さずキャッチしたい方におすすめ!
すでにご登録済みのかたはログイン